手元を華やかに美しく見せてくれるブレスレット。
男女ともに身に着ける人が多い、人気の高いジュエリーです。
そんなブレスレットですが、実は左右どちらの腕に着けるかによって違った意味を持つんです。
今回はその意味を詳しく解説します!
併せてブレスレットの起源や、ブレスレットにまつわる良くある疑問も解消します。
それではご覧ください!
目次
1.ブレスレットの起源
まずは、知っていると面白いブレスレットの起源について少しご紹介します。
ブレスレットの語源は、フランス語に由来するとされています。
フランス語で「bracel」は「腕を飾る」、「et」は「小型の」という意味を表します。
この2つが組み合わさった「Bracelet」は「腕を飾る小型のもの」という意味を表現しています。
ブレスレットは紀元前3000年頃から記録が残っている、とても長い歴史を持つジュエリーです。
初めはオシャレのためではなく、宗教的・呪術的な意味を持つものとして使われていました。
時代が進み、加工技術などが発達したことによって、現代のようにファッションの一部として楽しまれるようになりました。
ただし、現在でもパワーストーンなどのように、おまじないの要素を持たせて使われているブレスレットもあります。
2.左右で変わるブレスレットの意味
かつて呪術的な意味を持たせて使われていたこともあり、ブレスレットは着ける腕によってそれぞれの意味があるとされています。
ここからは、左右それぞれの腕に着けた時のブレスレットの意味をご紹介します。
着ける腕に正解はありませんが、その意味を知っているとブレスレットを着けるのが少し楽しみになりますよね。
いつも何気なく着けてしまっている方も、その意味を考えて着ける腕を選んでみましょう。
ピンキーリングも左右で意味が変わるため、こちらの記事もぜひチェックしてみて下さい!
2-1.右手に着ける意味
エネルギーを放出する力があるとされている右手。
積極性や行動力を示す手ともされているため、自分の力を発揮したい時や何かを達成したい時にぴったり!
また、論理的思考を司る左脳と繋がっている右手は、言語力や計算力を高めてくれる力があると言われています。
現実的な変化を望んでいる時、自分の中の想いや力を外側へ届けたい時には、右手に着けるのがオススメです。
2-2.左手に着ける意味
右手がエネルギーを放出する腕なのに対して、左手はエネルギーを吸収する腕と言われています。
パワーストーンのブレスレットは左手に着けるのが良いと言われることが多いですが、それはこのような部分に由来しています。
想像力やひらめきなどの精神的な面を司る右脳と繋がる左手は、イメージ力や記憶力を高める力があると言われています。
精神面での変化を望んでいる時、自分の中に無いひらめきやラッキーを引き寄せたい時にオススメです。
3.ブレスレットをもっと楽しむコーディネート術
左右それぞれの腕に着けた時のブレスレットの意味はお分かりいただけましたね。
でも、ただブレスレットを着けるだけではなく、オシャレに見せられたらもっと良いですよね。
ここでは、ブレスレットを使ったコーディネート法をご紹介します。
今回はすぐに試しやすい3つの方法を集めました。
ぜひ今日から取り入れてみましょう!
3-1.重ね付け
華奢なブレスレットを数本重ねてみましょう。
1本で着けるよりも、手元をぱっと華やかに見せてくれます。
華奢なブレスレット同士だと絡まりが気になるという方は、しっかりしたバングルと華奢なブレスレットの組み合わせも良いでしょう。
ブレスレット同士の色を揃えると、ブレスレットが複数本になってもごちゃごちゃして見えません。
3-2.指輪
ブレスレットと指輪のデザインを揃えるのもオススメ!
雰囲気に統一感が出て、派手なデザインではなくても目を惹きます。
全く同じデザインで揃えなくても、同じモチーフを選ぶだけでまとまりが出せますよ。
モチーフの他にも、同じ色味の宝石を使った指輪を着けるのも素敵ですよ。
3-3.腕時計
普段、腕時計を着けるという方は、そこにブレスレットを足してみましょう。
かっちりした印象だった手元に、ファッショナブルなイメージをプラス出来ます。
時計との組み合わせなら、オフィスシーンでも楽しめます。
シンプルなデザインの腕時計なら、組み合わせるブレスレットによって雰囲気を変えらるのも、このコーディネートの魅力の一つです。
腕時計にキズが付いてしまうのが気になる場合は、しなやかで細めのチェーンブレスレットを選びましょう。
4.ブレスレットにまつわる3つの疑問
おすすめの3つのコーディネート、ぜひ試してみて下さい!
ここでは最後に、ブレスレットにまつわるよくある疑問を解消していきます。
小さな疑問もスッキリさせて、ブレスレットを楽しみましょう。
4-1.利き手とブレスレットを着ける腕の関係
利き手と逆側の手はパワーを取り入れる手、利き手は取り入れたパワーを行使する手とされています。
そのため、どちらの腕に着けようか迷った時には、パワーを取り入れられる利き手と反対側の手を選ぶのがおすすめです。
また、利き手にブレスレットを着けると、引っかけたりぶつけたりしてブレスレットを傷める原因になりやすいんです。
このようなことを考えても、利き手と反対の腕にブレスレットを着けるのがオススメなんです。
4-2.丁度良いサイズの目安
手首のサイズ+0.5~1.0cm程度が最適なサイズとされています。
自分の手首のサイズを測っておくと、ブレスレットを選ぶ時に丁度良いサイズがすぐ判断できます。
手首のサイズの測り方は以下の記事でご紹介していますので、ぜひ測ってみてください。
手首のサイズを測れない・知らないという時には、平均サイズを参考にしてみましょう。
女性用のブレスレットの場合、16cm~18cmくらいが平均的なサイズです。
内径16cm未満は手首が細い女性向けのサイズ、内径18cm以上はゆとり持って着用したい女性向けのサイズとされています。
困った時にはこの数値を参考にするのも良いでしょう。
※お好みにもよりますので、できるだけ実物のブレスレットを着用して判断することをおすすめします。
4-3.バングルとの違い
ブレスレットは、腕に着ける装身具全般の事を指す、とても広い意味を持つ言葉です。
素材や形状を問わず、腕に着ける装身具は全てブレスレットと呼ぶことが出来ます。
一方バングルは、ブレスレットの中でもある特定のもののみを指す言葉です。
バングルは、留め具が無いという特徴を持ったブレスレットなんです。
つまり、バングルはブレスレットの中の一つの種類ということです。
その他のブレスレットの種類については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
おわりに
いかがだったでしょうか。
これまで何気なく着けていたブレスレットも、意味を込めて使えば特別なジュエリーになります。
ぜひ、意味を覚えて着ける腕を選んでみて下さいね。
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「ジュエリーや宝石に興味が湧いた!」という方は、ぜひこちらもご覧ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。