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男女問わず人気のジュエリーであるピアス。
着用している内に痛みが出たことはありませんか?
しっかりケアしていても、皮膚トラブルが起こってしまうことはあります。
今回はピアスホールに痛みが出た時、どんな症状が考えられるのかを解説していきます。
それではご覧ください!
目次
1.トラブルが起きた時見直したい習慣
まずは、ピアスホールが痛みが出てしまった時、見直してみて欲しい3つの習慣をご紹介します。
普段あまり気にしないようなことでも、ピアスのトラブルに繋がってしまうことがあるんです。
「そういえばやっていたかも!」と思い当たるものがあった時は、その習慣を見直してみましょう。
1-1.よく耳を触る
耳を触る癖がある方は意外と多いのではないでしょうか。
特にピアスをしている方は、ピアスが気になってついつい触りがちです。
耳を頻繁に触っていると、指に付いていた雑菌が耳に付着し、そこから様々なトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、必要な時以外は出来るだけ触らないようにするのがベストです。
1-2.ピアスホールを洗っていない
ピアスホールは洗っていますか?
意識して洗おうとしないと、なかなか気が回らない部分ではあります。
ピアスホールのトラブルを防ぐためには、清潔に保つことが一番。
そのためには、定期的に洗浄することが必須です。
毎日のお風呂の時間にぬるま湯ですすぐ癖をつけるのがおすすめです。
数日に一回は、良く泡立てた石鹸で洗うのも良いでしょう。
※異常がある時は無理に洗浄しないでください。
1-3.耳に負担のかかるピアスを使いがち
耳に負担がかかるピアスを使っていることで痛みが出てくることもあります。
今使っているピアスが耳に優しいものかどうか確認しましょう。
大ぶりのピアスなどは、たまに着ける程度なら問題ありませんが、毎日継続して着けているとトラブルに繋がってしまうこともあります。
以下のようなポイントを守れば、耳に負担の少ないピアスを選べます。
- 重さ:出来るだけ軽いものにしましょう
- 素材:サージカルステンレスなどのようなアレルギー反応が起こりにくいものを選びましょう
- 長さ:耳を圧迫しないために適度なゆとりが残るくらいのものを選びましょう
- 太さ:ピアスホールを傷付けないために、ホールの大きさに合った太さを選びましょう
2.よくある6つの症状と対処法
ピアスホールに痛みがある時、様々な症状が考えられます。
ここでは、代表的なピアスホールのトラブルを6つご紹介します。
どんなことがきっかけで痛みが生じているのかチェックしてみましょう。
また、その症状に対してどんな対処法があるのかチェックしてみましょう。
※ご紹介しているのはあくまで一例です。
症状名や処置については、病院で適切な診断を受けるようにしてください。
①化膿する
ピアスホールが完成して間もない時期に、ピアスを付け替えるようになると生じやすいトラブル。
菌が入り込みやすい状態の、まだ完成しきっていない皮膚に菌が付着することで起こる症状です。
【原因】
化膿は化膿菌と呼ばれる細菌によって引き起こされます。
ピアスを刺す時に、ピアスホールの内側の皮膚を傷つけてしまうのが主な原因です。
斜めに針を刺してしまうことで、皮膚を傷つけてしまうのです。
【対処法】
ピアスを外して無理のない範囲で膿を出し、清潔なガーゼやティッシュで拭き取ります。
絶対に無理に出そうとするのはやめましょう。
ひどい場合には軟膏などを塗って様子を見るようにしましょう。
細菌が感染すると炎症が起こり、周りの皮膚が腫れます。
するとピアスホールは小さくなり、ピアスを着けようとした時により皮膚を傷つけやすくなってしまいます。
このような事態を防ぐため、しばらくの間ピアスはせず、清潔な状態を保つようにしましょう。
ピアスホールが塞がってしまうのが嫌だという方もいらっしゃるかもしれませんがまずは健康な状態に戻すのが最優先です!
ピアスホールが塞がってしまって復活させたいという場合は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
②かぶれ
かぶれは、消毒液によるかぶれと金属アレルギーによるかぶれの2つのパターンが考えられます。
ピアスホールやその周辺がかゆくなったり、皮がむけたりという症状がみられます。
ひどい場合は、激しい痛みが生じることもあります。
【原因】
消毒液によるかぶれの場合は、その消毒液が皮膚に合わなかった可能性があります。
金属アレルギーによるかぶれの場合は、ピアスに使われている金属によってアレルギー反応が起こっています。
【対処法】
消毒液によるかぶれの場合は、別の消毒液を使って様子を見てみましょう。
ピアスホール専用の消毒液も販売されていますので、試してみるのが良いでしょう。
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金属アレルギーによるかぶれの場合は、使うピアスを変える必要があります。
金属アレルギーを起こしやすい金属には、ニッケルやコバルトなどが挙げられます。
これらの金属でできたピアスを使っていた場合は使用をやめ、医療用ステンレスやニッケルフリーの素材でできたピアスを使うようにしましょう。
また、かぶれが起きた時に使っていたピアスの再使用は控えましょう。
③ピアスの埋没
通常、耳の前側に見えるピアスのデザイン部分が耳の中に埋まってしまう症状です。
【原因】
ピアスを着けた耳を下にした状態で寝てしまったり、キャッチをきつく留めすぎたりした時に起こります。
また、ピアスのポスト(針)が短すぎる場合にも起こってしまう症状です。
【対処法】
埋まってしまった場合、病院でピアスを取り出してもらう必要があります。
埋没を起こさないための予防として、デザインにある程度の大きさがあるものを選びましょう。
また、耳たぶが厚めの方は比較的埋没を起こしやすいため、注意するようにしましょう。
④ピアス裂傷
ピアスホールを始点として、耳たぶが外側に切れてしまう症状です。
【原因】
ピアスを何かの拍子に引っかけてしまった時に起こってしまいます。
また、重さのあるピアスを継続して使い続けた時にも起こることがあります。
もともとピアスホールの位置が耳の縁に近すぎると起こりやすい症状です。
【対処法】
手術をして治すしか方法はありません。
大事になってしまう前に、日ごろから耳をいたわることが重要です。
⑤肉芽(にくが・にくげ)
正式名称は肉芽腫(にくげしゅ)といいます。
ピアスホール周辺の皮膚が水膨れのように赤く腫れたり、盛り上がりが出来たりする症状です。
ひどい痛みが生じることが少ないため放置されがちですが、徐々に肥大化していきます。
【原因】
体がピアスを異物と判断し排除しようとして細胞が増殖することで起こります。
ピアスホールが斜めに開いていたり、重さのあるピアスを着けたりしていると、ピアスホールに負担がかかり症状がでることがあります。
中には金属アレルギーが原因で出来てしまうこともあります。
【対処法】
ピアスを外し、清潔な状態にして様子を見ましょう。
むやみに触ったり潰そうとすると傷口を広げることになるので厳禁です。
初期の状態ならば、薬を使って治すことができます。
しかし、あまりにも大きくなると、その部分を切除するために手術を行うこともあります。
⑥ピアスケロイド
ケガの痕が硬化して赤く盛り上がった状態になる症状をケロイドといいます。
ピアスでもこのケロイドになる場合があります。
【原因】
ケロイドはケロイド体質というケロイドになりやすい体質に基づいてできます。
ケガをした時に痕が残りやすい方は、このケロイド体質である可能性があります。
事前にご自身の体質について病院で調べてもらうのがベストです。
【対処法】
ケロイドは自然治癒することがありません。
ピアスケロイドになってしまった時には、薬による治療が行われます。
長期的な治療が必要になることも少なくありません。
3.トラブルが起きた時の疑問
ピアスホールの痛みにも様々な症状と原因があることが分かりましたね。
自分がどの症状なのか見当はついたでしょうか?
しかし中には、この症状を何とかしたいけれどどうしたら良いか分からないという方もいらっしゃいますよね。
ここでは最後に、ピアスホールに痛みが出た時の対処についてのよくある疑問を3つご紹介します。
以下の内容を参考に、今後の対処を考えてみましょう。
3-1.消毒したほうがいいか
消毒液は、傷の修復に必要な菌まで殺菌してしまうことがあるため、むやみに使わないようにしましょう。
ピアスホールを清潔にしたい場合は、ぬるま湯で洗う程度に留めましょう。
また、先にもご紹介しましたが、ピアスホール専用の消毒液も販売されています。
どうしても消毒したい場合は、専用の消毒液を使うようにしましょう。
3-2.病院に行く目安
痛みがあまりひどくない場合など、病院に行こうか迷いますよね。
ですが、病院に行かずに自己流の誤った処置を続けてしまうと、状態が悪化してしまうこともあります。
清潔な状態にして数日様子を見ても症状が良くならない場合は、医療機関に相談するようにしましょう。
3-3.何科に行けばいいか
皮膚科を受診しましょう。
ピアスホールを皮膚科で開けた方は、その皮膚科に行くとスムーズです。
ピアスホールの状態を診てもらい、適切な治療を行ってもらいましょう。
皮膚の切除などが必要な場合は形成外科の受診が必要になる場合もありますが、まずは皮膚科で状態を診てもらうのが賢明です。
おわりに
いかがだったでしょうか。
皮膚を貫通するピアスは、おしゃれですがトラブルも起こりやすいアイテムです。
日頃からピアスホールを清潔に保つように心がけ、ピアスを楽しめるようにしましょう。
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「ジュエリーや宝石に興味が湧いた!」という方は、ぜひこちらもご覧ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。