お気に入りのブレスレットを購入したのに、装着が難しくて使わなくなってしまったという経験をしたことがある方は多いでしょう。
特にチェーンのブレスレットなどは、着けるのに時間がかかってしまいがちです。
そんな方のために今回は、ブレスレットを簡単に着ける方法をご紹介します。
これまでブレスレットを上手く装着できずにいた方も、この記事を読んで外出前の身支度の時間を短縮しましょう!
目次
1.ブレスレットの装着が難しい理由
ブレスレットは代表的なジュエリーの中でも、最も装着が難しいジュエリーと言えるのではないでしょうか。
ブレスレットの装着が難しい理由はいくつかあります。
ここではまず、ご自身がブレスレットを着けようとしている時の様子を振り返ってみましょう。
そして、ブレスレットの装着が難しくなってしまっている理由を考えてみましょう。
1-1.片手で操作しなければならない
ブレスレットは、腕に着けるジュエリーです。
そのため、どうしても片手で装着しなければなりません。
多くの方は、手首にブレスレットを垂らして留め具がゆらゆらと揺れている状態で装着しようとしているでしょう。
固定されていない小さな留め具を片手で装着するのは、とても難しいですよね。
これが、ブレスレットを着けるのが難しい理由の一つ目に挙げられます。
1-2.立ち上がったままで着けようとしてしまう
急いで外出の準備をしている時などは、無意識に立ち上がったままでブレスレットを着けようとしてしまいますよね。
これもブレスレットの装着を難しくしている要因の一つなのです。
立っていると必要以上にブレスレットが揺れてしまい、装着がより難しくなってしまいます。
急いでいても椅子に座って、体の揺れをできるだけ少なくした状態でブレスレットを着けるようにしてみましょう。
1-3.暗いところで着けようとしている
ブレスレットを上手く着けられない時、暗いところでブレスレットを着けようとしていませんか?
部屋の中自体が明るくても、手元をのぞき込んでしまうことで暗くなってしまっているという場合もあります。
暗闇の中で小さな留め具を扱うのは、とても難しいです。
少し面倒でも、明かりを点けてからブレスレットを着けるようにしましょう。
1-4.ブレスレットが長すぎる・短すぎる
ブレスレットのサイズが合っていない場合も、ブレスレットの装着が難しくなってしまいます。
ブレスレットの長さが長すぎる場合は、留め具が大きく揺れてしまいますよね。
逆に短すぎる場合は、ブレスレットの長さが腕周りとほぼ同じ長さになるため、留め具を留めにくくなります。
着けやすいブレスレットが良いという方は、サイズの合ったブレスレットを選びましょう。
ブレスレットの正しいサイズの測り方については、以下の記事を参考にしてみて下さい。
2.ブレスレットの簡単な着け方
ブレスレットの装着が難しい理由は様々あることが分かりましたね。
では、どうすれば簡単にブレスレットを着けることができるのでしょうか。
ここでは、時間をかけず簡単にブレスレットを着ける方法をご紹介します。
「着けるのが難しい」という理由でお気に入りのブレスレットをしまい込んだままにしているのはもったいないですよね。
道具を使った方法と使わない方法のどちらもご紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。
文章の説明のみでは分かりにくいという方は、解説動画もご覧になってみて下さいね。
2-1.道具を使った方法
まずは、道具を使ってブレスレットを簡単に着ける方法を3つご紹介します。
どの方法も、特別な道具は必要ありません。
身近にあるものだけで実践していただけますので、今すぐ試してみましょう!
①クリップを使った方法
・使う道具
針金クリップ×1
・方法
- ケガに注意しながら、クリップを伸ばして広げる
- クリップの片方の先をブレスレットの留め具の穴に通して引っかける
- ブレスレットを手首に垂らす
- ブレスレットを垂らした方の手でクリップを持って留め具を固定する
- もう片方の手で留め具を留める
https://www.youtube.com/watch?v=ywFuSLz26NA
②輪ゴムを使った方法
・使う道具
輪ゴム(きつめのもの)×1
・方法
- ブレスレットを着けたいほうの手首に輪ゴムをつける
- 輪ゴムの上にブレスレットを垂らす
- 輪ゴムの下に片方の留め具を差し込んで固定する
- もう片方の手で、留め具を留める
③セロハンテープを使った方法
・使う道具
セロテープ(マスキングテープでも代用可能)×数センチ
・方法
- 片方の留め具をセロハンテープで手首に貼って固定する
- もう片方の手で、留め具を留める
2-2.道具を使わない方法
すぐに道具を用意できないという方は、こちらの方法をお試しください。
コツをつかめば、素早くブレスレットを着けられるようになります。
・方法
- ブレスレットを手首に垂らす
- 手首の内側とお腹でブレスレットを挟んで固定する
- 手の甲側で留め具を留める
3.着けやすいブレスレットの種類6選
「ブレスレットを簡単に着ける方法は分かったけれど、そもそも着けやすいブレスレットはないの?」と思う方もいらっしゃいますよね。
こちらでは、比較的簡単に着けることができるブレスレットを6種類ご紹介します。
次にブレスレットを購入される際には、以下の中から選んでみてはいかがでしょうか。
3-1.ゴムブレスレット
着けやすいブレスレットといえば、このタイプではないでしょうか。
ゴムブレスレットならば留め具がないため、腕に通すだけで簡単に装着することができます。
ただし、パーツを繋いでいるゴムは劣化しやすいため、定期的なメンテンナンスが必要になります。
3-2.バングル
バングルもゴムブレスレットと同様に、腕を通すだけで装着できるブレスレットです。
輪の一部に切れ目が入った、より着けやすいデザインのものも販売されています。
また、バングルは素材の劣化の心配が少ないため、そのような点においても使いやすいブレスレットと言えます。
3-3.フックブレスレット
フック型の留め具が使用されているブレスレットです。
このタイプのブレスレットならば、留め具を開いたまま維持する必要がありません。
そのため、ブレスレットの留め具として多く使用されている引き輪などよりも簡単にブレスレットを着けることができます。
3-4.コンチョブレスレット
「コンチョ」とは、金属でできた飾りボタンのことです。
革ひもなどと組み合わせたカジュアルなテイストのブレスレットに多く使われています。
コンチョブレスレットは、ボタンと同じようにコンチョを輪に引っかけるだけでブレスレットを着けることができます。
片手で留め具を操作するという点は一般的なブレスレットと同じですが、細かな操作が必要ないため装着しやすいです。
3-5.マグネットクラスプブレスレット
磁石の力でブレスレットを留められるマグネットクラスプが使用されているブレスレットです。
磁石同士を近づけるだけでブレスレットを着けることができるため、非常に便利です。
クラスプの形は、筒型や球などの様々形状のものが販売されています。
3-6.マンテルブレスレット
環状のパーツに棒状のパーツを引っかけて使う留め具です。
留め具としての使いやすさに加えて、デザイン性の高さでも人気があります。
デザインやサイズの展開も豊富で、多くの種類から選ぶことができます。
5.おわりに
いかがだったでしょうか。
装着が難しいからという理由でブレスレットを着けるのが億劫になっていた方も、この記事を参考にもう一度ブレスレットを楽しみましょう!
ジュエリーに関するお悩みがございましたら、下のコメント欄、メール、Twitterからお気軽にお送りください。
またジュエリー相談所では、ジュエリーや宝石の販売も行っております。
「ジュエリーや宝石に興味が湧いた!」という方は、ぜひこちらもご覧ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。