指輪の外し方完全ガイド|抜けなくなる原因から対処法まで徹底解説

投稿日: カテゴリー 指輪


「大事な指輪が抜けない!どうしよう!?」と焦った経験はありませんか?

今まさに抜けなくて困って当サイトに行き着いた方もいるのではないでしょうか?

そんなお悩みをバッチリ解決します!

今回は指輪が抜けなくなる3つの原因と5つの指輪の外し方をご案内します。

さらに、抜けなくならないようにするための方法もお伝えします。

それではご覧ください!

1.指輪が抜けなくなる3つの原因

原因の画像

指輪は長年つけたままにしておき、ふと外そうと思った時に抜けなくなることが多くあります。

一方で、毎日つけ外ししていても、ある日抜けなくなることもあります。

では、何故指輪が抜けなくなるのでしょうか?

その原因は大きく3つあります。

1-1.むくんでしまう

指輪が抜けなくなる原因の1つが「むくみ」です。

むくんでしまう原因はいくつか考えられますが、血流の低下が主な理由です。

これによって引き起こされたむくみで指輪がきつくなり抜けなくなるのです。

寝起きにむくんで夕方に解消される人や朝は正常で夕方以降にむくんでしまう人など症状も様々で、むくんでいない時とむくんだ時で指輪のサイズが1号変わる例もあります。

元々の指輪のサイズによりますが、1号サイズが変わると外すのは難しくなります。

1-2.サイズが合わなくなる

指や関節の太さがなんらかの理由で変わってしまい、指輪のサイズが合わなくなることも原因の1つです。

主な理由としては

  • 怪我などで指が太くなってしまう
  • 怪我などで関節が太くなってしまう
  • 体型の変化

と言ったものが挙げられます。

こうなってくると外す難易度はむくんだ時よりも高くなります。

仮に外すことができれば、現状の指のサイズに合わせて指輪のサイズ調整をすることはできるのでご安心ください。

普段から指輪をつけっぱなしではない場合はこの状況は避けることができますが、

逆に着けることが出来なくなります。

これも同じようにサイズ直しで解決はできますが、いずれにせよサイズ直しをしなくて良いように怪我や体型の変化にご注意ください。

1-3.指輪が変形する

最後の原因が、指輪の変形によるものです。

指輪はその素材や形状にもよりますが、強い力が加わることで変形してしまう場合があります。

大きな傷や凹みくらいなら、指輪が抜けなくなるような変形には当たりません。

変形してしまった指輪自体は直すことはできますが、指につけた状態で変形させてしまうとほとんどの場合外すことは不可能となり、切断するしか無くなってしまいます。

そうならないように指輪を大切に扱いたいですね。

2.指輪の外し方5選

5つの指輪の外し方のイメージ画像

では、実際に指輪が抜けなくなってしまったらどう対処すればいいのか?

その方法を5つご紹介します。

いずれの方法にせよ、まずは深呼吸をしてリラックスしましょう。

それだけで解決してしまうこともあるんです!

抜けないからと言って慌てたままだと外せるものも外せません。

なお、ご紹介する方法は指輪を確実に外せるという保証をするものではありません。

方法によっては、痛みを感じる場合もありますので、その点をご留意いただき自己責任でお試しください。

2-1.【基本】左右に振りながら引き抜く

左右に振るイメージ画像

まず最初に試してもらう方法です。

指輪を外すとき、多くの人が力任せに真っ直ぐ引き抜こうとします。

サイズが緩めの場合はこれで外せますが、真っ直ぐ引き抜くことで肉が関節に寄ってしまうので余計抜きづらくなってしまいます。

①【指輪を外すときの基本】左右に振りながら引き抜く

指の第2関節(指の付け根側の関節)を軽く曲げた状態で、反対側の指で指輪の左右をつまみ、右左右左と交互に少しづつずらして抜いていきます。

この方法で大概は外すことが出来ます。

他にも派生した方法がありますので以下でご紹介します。

指や関節の形状で向き不向きがあるので自分に合ったやり方を試してみてください。

②指輪を同一方向に回しながら引き抜く

指輪を右回りか左回りに回しながら引き抜くことで外すことが出来ます。

③指輪を指の腹に押さえつけながら外す

指輪を指の腹に単体の手の親指で押さえて、手の甲側に空間を作ります。

指の腹に指輪を押し付けたまま引き抜くことで外すことが出来ます。

2-2.むくみをとってから外す

むくみを取るイメージ画像

むくみは指輪が外れない原因の多くを占めています。

そのむくみは一時的な症状であることが多いため、むくみを解消することで外すことができます。

むくみの原因は「血流の低下」をお伝えしましたが、血流をよくすることでむくみを解消することが出来ます。

①グーパー運動

手を体の前に突き出し、そのままの状態で手を閉じたり開いたりを繰り返してみてください。

このグーパー運動の効果で手の平や指の血行が促進されて、むくみを解消できます。

心臓の位置より手が低くならないようにすることがポイントです。

②マッサージ

指先から付け根に向かってむくみを流すようにゆっくりとマッサージをしてみてください。

手の平側の親指付け根付近の膨らみを母指球と呼びますが、こちらをマッサージするのも効果的です。

また、手のむくみを解消すると言われている「合谷(ごうこく)」という人差し指と親指の間にあるツボを押すことで血行が解消され、むくみが取れます。

③温める

血流を改善するには体を温める必要があります。

指輪が外れず慌ててしまいがちですが、思い切ってお風呂に入って全身を温めることで血行が良くなり、むくみも解消されます。

炭酸ガス入りの入浴剤を活用したり、半身浴を試してみるのもオススメです。

その他には、寝るとむくみが取れる人はむくみが取れた朝一番に、逆に夕方に向けてむくみが取れる人はいつも通り過ごしてむくみが取れた時に外してみてください。

2-3.ハンドソープや洗剤などを使って滑りをよくする

ハンドソープや洗剤などを使って外すイメージ画像

指と指輪の滑りを良くするのも有効な方法の1つです。

聞いたことがある!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

滑りを良くする手段で知られているのは

  • ハンドソープ
  • 石鹸
  • ハンドクリーム
  • サラダ油
  • 洗剤

などがあります。

身近なもので対応でき、先に紹介した方法と組み合わせるとより効果的です。

指と指輪によく馴染ませてから、少しづつ外していってください。

洗剤を使う場合は、原液のままだと肌荒れを起こす場合もありますので適度に薄めて使うようにご注意ください。

2-4.糸を使って外す

糸を使って外すイメージ画像

それでも外れない!という場合は、糸を使うことで外すというマジックのような方法があります。

この方法は、指先が鬱血して変色したり、痛みを伴ったりします。

無理をせずに危険を感じたら中止するなど、自己判断で行ってください。

手順は下記の通りです。

  1. 指と指輪の間に糸を通します。糸通しやヘアピンなどを使うとうまくいきます。糸の太さは指と指輪の間を通れば細くても太くても構いません。細めの糸(手縫糸など)は隙間が少ない人でも通し易いですが細かく巻く必要がありますが、太めの糸(タコ糸、毛糸など)は巻き易い代わりに隙間が少ない人は通しづらいです。(ミシン糸のように細すぎるいとは避けた方が良いです)
  2. 指先側にある糸を指輪の位置から第2関節の先まで巻き付けます。(糸が重ならないようにすると上手くいきます)
  3. 巻き終えたら縛ったり押さえたりして巻いたものが解けない様にしてください。
  4. 反対側の糸を持ち、指先側へと引っ張っていくと、巻いた糸がほどけていくと同時に指輪が少しづつ移動していきます。
  5. 1度で外れなかった場合はこれを繰り返して、第2関節を超えると外れます。

2-5.【最終手段】切断する

切断するイメージ画像

上記4つの方法を試したが外すことはできなかった。

それでも諦める必要はありません。

最終手段の「指輪の切断」が残されています。

お近くの消防署かジュエリーショップを訪ねてみてください。

訪ねる際はあらかじめ連絡していくとスムーズです。

ジュエリーショップの場合は、切断後サイズ直しの対応なども可能です。

指輪を外すのが急を要さない場合は、消防署でも使われているリングカッターを購入して、自分で切断するというのも選択肢の一つです。

3.抜けなくならないようにするために

抜けなくならないようにするイメージ画像

ここまで、指輪が抜けなくなる原因やその対処法についてお伝えしてきましたが、一番は抜けなくならないようにすることです。

その為に必要ななことを指輪が抜けなくなる原因の内の「むくみ」「指輪の変形」に絞ってお伝えします。

3-1.むくまないようにするために

人の体の6割は水分で構成されているイメージ画像

人の体の約6割は水分で構成されています。

その水分の2/3は細胞内液という細胞内に含まれる水分で、残りの1/3は細胞外液という血液中に含まれる水分と細胞と細胞の間を満たしている水分です。

これらの水分は、細胞に栄養を送ったり、老廃物を除去したりする機能があります。

この水分のバランスは基本的には保たれ、配分が変わることはありません。

しかし、この配分が崩れて細胞と細胞の間を満たしている水分が多くなってしまう状態が「むくみ」の正体です。

むくんでしまう原因、指輪が抜けなくなる原因のむくみの部分でもお伝えした「血流の低下」以外にも、以下のようなものが挙げられます。

  • 血流の低下
  • 水分の取り過ぎ
  • 塩分の取り過ぎ
  • アルコールの摂取
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • ストレス
  • 季節
  • 肥満
  • 疾患

不摂生のイメージ画像

その多くは生活習慣によります。

普段の生活から規則正しい生活を心掛け、暴飲暴食は控え、適度な運動をすることでむくみを予防することができます。

毎日のちょっとしたケアでむくみを解消することもできますので是非試してみてくださいね。

むくみに効く栄養素(食べ物)とむくみを引き起こしやすい食べ物をご紹介しておきます。

参考にしてみてください。

3-1-1.むくみに効く栄養素(食べ物)

むくみに効く栄養素のイメージ画像

  1. カリウム:塩分を排出する(アボカド、バナナ、ほうれん草など)
  2. クエン酸:体内の老廃物を分解、排出する(グレープフルーツ、レモンなど)
  3. ビタミンE:体内のナトリウムを尿として排出する(モロヘイヤ、プルーンなど)
  4. サポニン:体内の水分量を調節する(きゅうり、ごぼう、にんにくなど)
  5. ビタミンB6:ホルモンバランスを整える(マグロ、牛レバー、大豆など)

3-1-2.むくみを引き起こしやすい食べ物

塩分の多い食べ物のイメージ画像

  • ラーメン、漬物、ハムや魚の練り物などの加工品:

塩分が多いものを食べることで脳が体の塩分濃度を下げようとして細胞外液に水分を多く取り込んでしまうためむくみにつながる

3-2.指輪の変形を防ぐために

重いものを持った状態で作業するイメージ画像

変形を引き起こすのは、指輪をつけた状態で

  • 重いものを持って作業する
  • 何かを握りながら作業する
  • 硬いものを叩いたりぶつけたりする

このような場合に変形が起こります。

例えば、引越しの作業などで重い家具なんかを指輪をしたまま運んだり、鉄板のように重くて硬いものを運んだり、金槌など握りながら叩くような動作をしたりすると変形は起こりやすくなります。

ゴルフのイメージ画像

ゴルフやテニス、野球などの道具を握ったままするスポーツでも変形は起こり得るので、可能であれば外すことを推奨します。

特に、純金・純銀・純プラチナ製の指輪、華奢で細いデザインの指輪は変形しやすいので注意してください!

3-2-1.何か作業をするときは外すようにする

一番確実なのは、変形が起こりそうな作業などをするときは指輪を外しておくことです。

こうすることで指輪の変形はもちろん、傷もつきづらくなり、指輪の良いコンディションを長く保つことにもなります。

その際に、注意したいのは外した指輪をどこにしまっておくか、です。

結婚指輪の紛失理由で多いのが、外した時に無くしてしまうことです。

外したら必ず所定の場所にしまったり保管したりするのがポイントです。

ネックレスチェーンに指輪を通すイメージ画像

オススメは、ネックレスチェーンや革紐をお持ちであれば、外した指輪をチェーンなどに通して首にぶら下げておくことです。

そうすることでどこに置いたかを忘れることもなく、作業が終わったら着ければ紛失防止につながります。

3-2-2.変形しづらい素材やデザインを選ぶ

選択のイメージ画像

素材とデザイン選択も重要な要素です。

デザインについては好みがありますので、一概には言えませんが、あまりに細いデザインや薄いものは避けた方が変形のリスクを無くせます。

また、純金や純プラチナといった純金属は、非常に柔らかいため簡単に変形してしまいます。

純金属性の指輪を否定するものではありませんので、その場合はこまめに外すなどして変形させないように注意してみてください。

最後に、指輪選びをする際にオススメする素材をご紹介します。

①Pt900(プラチナ900)

プラチナ900のイメージ画像

純プラチナを90%、その他の金属を10%混ぜた合金です。メーカーによってその他10%の金属が違い、その配合によって硬さに違いがあります。

純プラチナに比べると硬さがあり変形はしづらくなっています。腐食性に優れており、白く輝き続けるため結婚指輪などで好まれる素材です。

合金で硬さがあるとはいえ、変形しやすいため華奢なデザインや細いデザインは多くありません。

②Pt950(プラチナ950)

プラチナ950のイメージ画像

純プラチナを95%、その他の金属を5%混ぜた合金です。純度はPt900よりも高く、一見すると柔らかくなってしまうと感じるかもしれませんが、その他の金属により硬度の高い金属を混ぜるためメーカーによって多少の違いはあるものの、Pt900より硬い合金です。

③K18/K18YG(18金イエローゴールド)

イエローゴールドのイメージ画像

純金を75%、その他の金属を25%混ぜた合金です。純金を表すK24にあるように、金は24分率で表記します。そのため18/24=75%ということになります。

イエローゴールドはゴールドらしい色合いが特徴の素材です。ファッションリングやデザインリングによく用いられます。

④K18WG(18金ホワイトゴールド)

ホワイトゴールドのイメージ画像

純金を75%、その他の金属を25%混ぜた合金という点はイエローゴールドと同じですが、その他の金属に白金系金属を多く混ぜることによりプラチナのように白金系のカラーに仕上げた素材です。

その配合により、シャンパンのようにやや黄みがかった色のものが多く、ロジウムメッキコーティングをかけることで白金系のカラーに仕上げている場合がほとんどです。

そのため、長く使っていると下地のカラーが出てくる場合があります。イエローゴールドと比較すると硬めな素材です。

⑤K18PG(18金ピンクゴールド)

ピンクゴールドのイメージ画像

純金を75%、その他の金属を25%混ぜた合金という点はイエローゴールドと同じですが、その他の金属に銅分を多く混ぜることでピンク系のカラーに仕上げた素材です。

ピンクゴールドは日本人の肌色になじみやすく、若い世代に人気の素材です。一方で、銅分が多いため変色が起こりやすく、取り扱いが難しい素材です。

同じ理由から他のゴールド素材と比較しても硬さがあります。

⑥K10YG/K10WG/K10PG(10金イエロー・ホワイト・ピンクゴールド)

10金のイメージ画像

純金を41.6%、その他の金属を58.4%混ぜた合金です。カラーについては18金と同じですが、18金と比較すると全体的にカラーは薄めです。純金の量が半分以下のため、安価にゴールドジュエリーを楽しむことができます。

ライトジュエリーに多く使われていますが、全体の商品量は少なめです。その他の金属の割合が多いため非常に硬いため、華奢なデザインが多いです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

指輪は落ち着いて対処すれば自宅や出先でも簡単に外せることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

指輪が抜けなくならないように日頃から気を付けてみてください。

ジュエリーに関するお悩みがございましたら、下のコメント欄、メールTwitterからお気軽にお送りください。

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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


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