【初心者必見】ピアスの開け方マニュアル!|準備からアフターケアまで完全ガイド!

投稿日: カテゴリー ピアス


おしゃれを楽しむ女性の中には、ピアスに挑戦してみたい!と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、「ピアスってどうやって開けるの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃいますよね。

今回は、ピアスの開け方からアフターケアまで徹底解説します。

不安を解消して、安全にピアスを楽しめるようにしましょう!

それではご覧ください!

1.ピアスを開けるメリットとデメリット

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ピアスを開ける前にまずしっかりと確認しておきたいのが、そのメリットとデメリット。

「ピアスを開ける」ということは、言い方を変えれば「体に穴を開ける」ということです。

そのことをしっかりと理解した上でピアスを開けるか開けないかを決定するようにしましょう。

1-1.ピアスを開けるメリット

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まずはピアスを開けるメリットについて見てみましょう。

おしゃれさを演出できる以外にも、いくつかのメリットが考えられます。

①長時間着けていても痛くなりにくい

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ピアスを開けていない方の中には、イヤリングを着けている方もいらっしゃるかと思います。

しかし、長時間着けていたら耳がじんじんと痛くなってしまったというご経験がおありの方も多いのではないでしょうか。

イヤリングは耳を挟んで固定するため、耳に圧力がかかり続ける状態になり、結果的に痛みが生じてしまうのです。

しかし、ピアスは耳に刺して後ろからキャッチで固定するため、長時間着けたままにしていても耳が痛くなることはほぼありません

②紛失しにくい

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イヤリングは、イヤリング本体の重みで耳から滑り落ちてしまうことがあります。

その結果、いつの間にかイヤリングがなくなってしまっていたというような事態も起こってしまいがちです。

ピアスはピアスホールに貫通した状態でキャッチで固定されるため、いつの間にか外れてしまうということが起きにくく、紛失の可能性を抑えることができます

1-2.ピアスを開けるデメリット

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次にピアスを開けるデメリットについてです。

良いところもたくさんあるピアスですが、体に穴を開けている分、様々な危険性も伴います。

実際にピアスを開ける前に、そのデメリットについてしっかりと理解しておきましょう。

①開けるときに痛みを伴う

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ピアスを開けるためには、一度針状のものを皮膚に貫通させる必要があります。

そのため、麻酔を使わない限りは、どのような方法であってもピアスを開ける際の痛みを避けることはできません

②金属アレルギーになる可能性がある

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ピアスを開けることによって金属アレルギーを発症したもともとアレルギーを持っていた人がピアスに反応してしまったということもあります。

ご自身にもこのようなことが起こりうることを十分理解して、ピアスを開けるようにしてください。

③アフターケアが必要

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ピアスホールをきれいに安定させるためには、開けて終わりではなく、その後にもケアが必要です。

少し手間に感じてしまうかもしれませんが、ピアスを安全に楽しめるようになるためには不可欠なことです。

しっかりとケアを行おうという意思を持って、ピアスを開けるようにしてください。

2.ピアスを開ける3つの方法

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ピアスを開けるメリットとデメリットを理解した上で、「やっぱりピアスを開けたい!」と思った方もいらっしゃるでしょう。

では、実際にピアスを開けるにはどのような方法があるのでしょうか?

ここでは代表的な3つの方法をご紹介します。

方法によってかかる費用や注意点も異なりますので、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。

2-1.病院で開ける方法

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1つ目は病院で開ける方法です。

皮膚科、耳鼻咽喉科、美容外科、形成外科などで開けてもらうことができ、ピアッサーを用いて施術をする場合が多いです。

病院で開ける最大のメリットは、衛生面や安全面に関して安心できるという点にあり、病院によっては麻酔やアレルギー検査をしてもらえるところもあります。

アフターケアについて丁寧な説明を受けることができるという点も魅力の一つですが、安全面が確保されている分、その費用は少し高くなってしまいます。

保険が適用されないため、両耳に一つずつで5000円前後かかるのが一般的です。

また、消毒代などが別途かかることもありますので、よく確認するようにしましょう。

※病院によってはピアスの穴開けを行っていない場合もありますので、事前にホームページなどを確認し、必要であれば予約をしてから足を運ぶようにしましょう。

2-2.ピアススタジオで開ける方法

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2つ目は、ピアススタジオで開けてもらう方法です。

ピアススタジオとは、ピアスを開けることやピアスの販売を専門とした施設で、ニードルを用いて施術をする場合が多いです。

ピアススタジオはピアスに関する知識や技術が豊富ですので、病院と同じくアフターケアについて丁寧な説明を受けることができます。

かかる費用は病院と同じくらいか、それより少し低い程度の価格が一般的です。

しかし、医師免許を持たない人が施術を行う場合もあるため、心配な方は病院で開けてもらうことをおすすめします。。

2-3.セルフで開ける方法

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3つめは、市販のピアッサーやニードルを使って、自分で開ける方法です。

これらの道具は~1000円程度(片耳分)で販売されているため、他の2つの方法に比べてコストをぐっと抑えることができます。

しかし、うまく開けられないということもありますので、自己責任で行うようにしましょう。

3.セルフで開ける方法と注意点

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ピアスを開ける3つの方法についてお分かりいただけましたか?

病院やピアススタジオならば、穴あけを全て任せることができるんですね。

では、セルフで開けようとしている方はどうしたらよいのでしょうか?

セルフでピアスを開ける場合には、代表的な方法が2つあります。

ここでは、ピアスを開けるために必要となる道具や、開ける際の注意点について、2つの方法別にご紹介します。

また、ファーストピアスの選び方について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください

ファーストピアスの選び方とおすすめ7選!

※ご自身でピアスを開けてから炎症等が起きた場合は、早めに病院を受診するようにしてください。

3-1.ピアッサーで開ける場合

ファーストピアスがセットになっている場合が多く、時間をかけずにピアスを開けられるのがピアッサーです。

薬局などでも1000円前後(片耳分)で販売されているため、手軽に購入することができるという点も魅力の一つです。

説明書が付属している場合がほとんどですので、よく読んで使うようにしましょう。

・準備するもの

  • ピアッサー(開けるピアスの数だけ用意してください)
  • 消毒液
  • 綿棒
  • マーキングペン(無菌ペン)

・開け方

①消毒する

まず、手を石鹸で洗います。

その後、綿棒に消毒液をしみ込ませ、ピアスを開ける部分の皮膚をを消毒します。

②印をつける

次にマーキングペンを使い、鏡を見ながらピアスを開ける位置に印を付けます。

③ピアッシングを行う

ピアッサーが耳たぶに垂直になるように鏡でよく確認して角度が決まったら、ピアッサーを強く押し当てて穴を開けます。

パチンと音がしたら、ピアッシング完了です。

3-2.ニードルで開ける場合

きれいにピアスを開けたい!」、「ピアスホールを早く安定させたい!」という方にはニードルがおすすめです。

ニードルは、中が空洞になっている針です。

ニードルを貫通させた後、空洞にピアスを前から刺し込み、そのままニードルのみを引き抜くことでピアスが開けられます。

ニードルは薬局などでは販売されていないため、インターネットなどで注文するのが良いでしょう。

・準備するもの

  • ニードル(開けるピアスの数だけ用意してください)
  • ピアス(ニードルに付属していない場合)
  • 消毒液
  • 綿棒
  • マーキングペン(無菌ペン)
  • 軟膏
  • 消しゴムまたはコルク

・開け方

①消毒する

まず、手を石鹸で洗います。

その後、綿棒に消毒液をしみ込ませ、ピアスを開ける部分の皮膚をを消毒します。

②印をつける

次にマーキングペンを使い、鏡を見ながらピアスを開ける位置に印を付けます。

③ニードルに軟膏を塗る

ニードルの先端から3分の1程度に軟膏を塗りましょう。

これによりニードルの滑りが良くなり、開ける際の痛みが少し和らぎます。

④消しゴム/コルクを耳の裏に当てる

耳の裏に、消しゴムまたはコルクを押し当てます。

これは、ニードルを安定させて少しでも痛みを軽減できるようにするためです。

また、耳の裏を支える指に、貫通したニードルが刺さってしまうことの防止にも繋がります。

⑤ピアッシングを行う

ニードルが耳に垂直になるように鏡でよく確認して角度が決まったら、一定の力を加えながらニードルをゆっくりと押し込みます。

ニードルが貫通したら、筒状になっているニードルに耳の前からピアスを刺し込み、そのままニードルだけを耳の後ろに引き抜きます。

最後に留め具を付けてピアッシング完了です。

3-3.ピアスを開けるときの3つの注意点

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ピアッサーとニードル、それぞれでのピアスの開け方がお分かりいただけたかと思います。

しかし、どちらを使う場合にも絶対に気を付けなければならない共通の注意点があります。

安全にピアスを開けるために、しっかりとチェックしておきましょう!

①道具は使いまわししない

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1つの道具を何度も使用することは衛生的に良くありません。

道具を使いまわしたことによって、肝炎などの感染症になるリスクが発生します。

肝炎は血液を介してウイルスに感染することで発症する病気で、特にB型肝炎のウイルスは感染力が高いことで有名です。

また非常に強いウイルスであるため、素人が行う消毒などは殺すことはできないとされています。

道具を使いまわしたことによって絶対に病気になるという訳ではありませんが、可能性はゼロではありません。

ニードルなどは繰り返し使えそうと思ってしまいますが、1つのピアスを開けるのに1つの道具を使うようにしましょう。

もちろん1つの道具を他の人と使いまわすのもNGです。

②道具は直前に開封する

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ピアッサーやニードルなど、ピアスを開けるための道具は滅菌処理がされています。

しかし、あまりにも早く開封してしまっては菌が再び付着してしまい、滅菌処理の意味がなくなってしまいます。

出来るだけ清潔な状態で道具を使うためにも、ピアスを開ける直前に道具を開封するようにしましょう。

③針を刺す位置と角度に注意する

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人の顔は左右対称ではありません。

それに伴って、耳の位置や向にも左右で差が生まれます。

そのため、針を刺す位置や角度に気を配らないと、実際にピアスをつけた時に左右のバランスがちぐはぐになってしまい、美しく見えません。

後から穴の位置を変えることはできませんので、実際にピアスがとまる位置をしっかりとイメージして針を刺すようにしましょう。

4.ピアスを開けた後のケア方法と注意点

 

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ピアスの開け方が分かったら、後は実際に穴を開けるだけでしょうか?

安全にピアスを開けるためには、その知識だけでは不十分です。

「ピアスを開ける」というのは、穴を開けて終わりではありません。

ピアスホールが安定して初めて、ピアスが開いたと言えるのです

順調にピアスホールを安定させるためには、アフターケアが最重要であると言っても過言ではありません。

ピアスホールは安定するまでに数カ月程度の時間が必要ですが、この間に正しいアフターケアを続けることで、ピアスホールをきれいに安定させることができます。

①洗浄・消毒をする

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ピアスホールは言い方を変えれば傷口です。

そのままにしておくと細菌が入り込んで化膿してしまうこともありますので、ピアスホールを清潔に保ちましょう。

そのために、1日2回程度、石鹸とぬるま湯でピアスと皮膚の間を洗浄するようにしましょう。

無駄な力がかからないよう石鹸などはよく泡立ててから洗い、十分にすすぐようにします。

また、ピアスと皮膚の接触面は汚れが溜まりやすく細菌などが増殖しやすい環境と言えますので、この部分を消毒するのも効果的です。

しかし、この時にあまり殺菌力の高い消毒液などを使ってしまうと、必要な菌まで殺してしまい,治癒に時間がかかってしまうことがあります。

これは、ピアスホールが安定するまでの時間を長引かせる原因になってしまいますので、消毒にはピアスホール専用の消毒ジェルなどを使うことをおすすめします。

 

②キャッチを締めすぎない

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キャッチが外れないようにすることは大切ですが、あまりにもきつくぴったりと締めてしまっては血行が悪くなってしまい,トラブルの原因になりかねません。

本当に症状がひどい場合には、皮膚が壊死してしまうこともあります。

キャッチと皮膚の間には、1mmほどのゆとりを作っておくようにしましょう。

③なるべく動かさない

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ピアスホールが安定するまで、洗浄や消毒の時以外はできる限りピアスを動かさないようにしましょう。

ピアスを動かすことでピアスホールに負担がかかり、安定するまでに余計な時間がかかってしまいます。

特に開けてすぐは触りたくなってしまいますが、極力動かさず、最低でも半日程度は放置するようにしてください。

また、服を脱ぐときにピアスをひっかけてしまったり、耳を下にして寝た時に枕にピアスが引っかかってしまったりと、意図せずピアスを動かしてしまうこともあります。

慣れないうちは十分に注意するようにしましょう。

5.よく聞くウワサ、信じていいの?

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ここまでお読みいただいて、ピアスの開け方についての不安点は解消されたのではないでしょうか?

しかし、「まだ気になることがある!」という方もいらっしゃるかもしれません。

ピアスに興味をお持ちの方なら、穴開けに関しての様々なウワサを耳にしたことがありますよね。

しかし、それらは本当なのでしょうか?

ここでは、ピアスの穴開けに関して、「聞いたことはあるけどこれって本当なの?」というウワサについて見ていきましょう!

実際にピアスを開ける前に読んでおけば、「失敗せずに済んだ!」ということもあるかもしれませんよ!

①冷やしてから開けた方が痛くない

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ピアスを開けるときは冷やしてからの方がいいと耳にしたことがあるかもしれません。

でも実は、「冷やさない方が良い」とされています。

確かに、皮膚を冷やすと痛みを感じにくくなりますが、皮膚はその後、冷やされた部分を温めようと血管を拡張させます。

これにより、ピアスを開けた後の痛みが強くなってしまうことがあります。

また、冷やしたことで皮膚が硬直し、穴をスムーズに開けられなくなる場合もあります。

皮膚を冷やすのは、ピアスを開けてすぐに痛みや腫れがひどい場合のみにしましょう。

②ピアスを開ける時期にも良い悪いがある

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こちらもよく耳にする話ではないでしょうか。

絶対にこの時期でなければいけないということはありませんが、ピアスを開けるのにおすすめの時期というのは確かにあります。

例えば、春は式典などが増える時期であり、ピアスを外さなければいけない場面も自然と増えてしまいます。

しかし、その度にピアスの着脱を繰り返していては、いつまで経ってもピアスホールをしっかりと安定させることができません。

そのため、式典などの行事が多い春にピアスを開けることは避けた方が無難です。

また、夏は汗などでピアスホールが汚れやすく、清潔さを保つことが難しい時期であると言えます。

プールや海などに入ったことで、ピアスホールに雑菌が侵入し、炎症を起こしてしまうというようなことも起こり得ます。

ピアスホールが炎症するきっかけが多くある夏にピアスを開けることも避けた方が良いでしょう。

以上のような理由から、秋~冬などの比較的涼しい時期に開けるのがおすすめです。

③一度に複数個開けるのは良くない

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どうせピアスを開けるなら、一気に何個も開けたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、一度に開ける箇所が増えるほど、衛生面でのリスクは高くなってしまいます。

ケアしなければならない部分が多くなった分、ピアスホール一つ一つへのケアが行き届かなくなってしまい、その結果トラブルが増加してしまうのです。

また、ピアスホール同士の位置が近いと腫れやすくなったり炎症を起こしやすくなったりします。

そのため、同じ耳に一度に何個もピアスを開けるのはできるだけ避けた方が良いと言えます。

回につき、左右1個ずつ開ける程度がベストでしょう。

④開け方によって痛さが変わる

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ピアッサーを使った方が痛くない、病院で開けてもらった方が痛くないなど、様々な説が提唱されています。

しかし、ピアスを開ける痛みは、どの方法でも基本的に大差はありません

どうしても痛みを和らげたい場合は、麻酔を打ってもらえる病院などで開けてもらうようにしましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか?

実際にピアスを開ける際には、注意点などをよく守って実践するようにしてください。

安全にピアスを楽しむために、ぜひこのマニュアルを参考にしてみてくださいね。

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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


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